玄米を白米に

自然米（肥料や農薬を使用しない自然農法のお米を精米）

玄米を白米に製品化する為に、精米機～白米選別機～色彩選別機を使っています。

精米機は、玄米の表面を取り除く工程で、中には砕ける米もあります。その砕けた小さい米を分別するのが白米選別機です。そして、虫食いなどの黒い傷や茶色い焼け米などを選別するのが色彩選別機です。

約30年前は、循環式精米機を使用していた時は、米ぬかが米に多く付着していましたが、現在の精米機は、1回通すと玄米が白米に出来、米ぬかも風で吹き飛ばすように進化しています。

循環式は、今も製造されていて、ゆっくり精米するので味落ちが少ないようですが。

昨日、ある新聞記者さんが来られて自然米の蛋白含量が極めて少ない事を話ましたら、お酒に使うお米は、なぜ表面を削り落とすのか教えて頂きました。それは、蛋白質を削り落とす為に30％～50％も表面を削り落とすそうです。自然米は、蛋白が少ないのであまり削り落とす必要が無いかもしれませんね。

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