日本でも有数の米どころ佐賀平野にて無農薬玄米・無肥料米を自然農法で育てています。 | English | Korean

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玄米は“活きている”ということ

先日、「こども米(玄米)は発芽しますか?」というお問い合わせをいただきました。

お話を伺うと、その方は玄米を“発芽させてから炊く”という、体に優しい食べ方をされているそうです。
しかし、以前 発芽しない玄米を買ってしまった経験 があり、不安に思われていたとのことでした。

私からは
「収穫から1年以上経っているため、発芽率は低下しています」
と正直にお答えいたしました。


なぜ「発芽しない玄米」が売られているのか

これは私自身の推察ですが、
真空パックの玄米
脱酸素剤入りの玄米
――こういった保存方法に原因があるのではないかと考えています。

玄米は、お米の中に“命”が残っています。
だからこそ、水に浸せば芽が出る力を持っています。

ですが、真空状態や脱酸素の環境では、
玄米が必要とする「空気」を奪ってしまいます。
命の呼吸ができない玄米は、発芽の力が弱くなったり、失われてしまうことがあります。

意外とこの事実は知られていないようで、
お問い合わせを通じて、改めて多くの方に伝える必要性を感じました。


私が真空パック販売をやめた理由

実は私も、かつて真空パックでの販売を検討したことがあります。

しかし調べれば調べるほど、
お米の味が落ちてしまう
ということも分かりました。

自然の力をそのまま届けたい。
玄米の“いのち”をそのままお客様に渡したい。

そんな思いから、現在は
冷蔵便でお届けし、冷蔵庫で保管していただく方法
を選んでいます。

玄米の力をできる限り損なわず、安心して味わって頂けるように――。


自然とともに生きるお米だからこそ、
丁寧に扱い、丁寧に届けていきたいと改めて感じた出来事でした。
いつもありがとうございます。感謝申し上げます。


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