日本でも有数の米どころ佐賀平野にて無農薬玄米・無肥料米を自然農法で育てています。 | English | Korean

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「神の力」30年ヒストリー ①

日本一旨い米作りにこだわる

日本一妥協しない米作り

一生のうちに一回は食べておきたい米

佐賀で一番美味しい鰻店が使っていた米がコシヒカリ、この米に魅了された。

漫画美味しんぼを読んで、日本一旨い米・究極の米を作りたくなる。

日本一旨い米とは、どう作れば良いのか考えた。

答えは、自然に作れば美味しくなるはずだ。

非自然に作るほど味は落ちる。

肥料が少ないほど美味しい米になる。

肥料を吸収した稲は、葉から肥料ガスを出し、害虫がそのガスに誘われて来る。

 

アグリ・アーティスト誕生

1983年 父と母が米・麦を栽培していた。

そこに、俺が加わりビニールハウスで、冬春ナスの栽培を始める。

肥料・農薬漬けの現実にガッカリ。

当然、肥料が多い程美味しくない。

農薬も使用しない方が美味しいに決まっている。

米の品種選定

やはり何と言っても米の種だ、美味しい品種を探す。

当時の農協(JA)に米の栽培指導をしている部署がある。

その部屋に小学校からの友達がいたので相談する事にした。

すると、ササニシキかコシヒカリが美味しい事が分かった。

しかし、ササニシキは温暖な佐賀では旨味が出ないと言う。

良しコシヒカリに決めた。

早速、その友達にコシヒカリの種を入手してもらった。

種子の選別を普通は塩水に入れて、沈んだ種を使用する。

1回だけ塩水選別を行ったが、大した成果は無い。

自然界では、有り得無い事なので以後やらない事にした。

次は、種子消毒を行うところだが、日本一旨い米を作るのに農薬は使わない。

水のみで選別。

有機栽培で多くの人がやっている温とう消毒(お湯60度に10分間漬ける)と言うやつが有るが、

これも俺はやらない事にした。(自然界で温とう消毒など無い)

次は、田植え機を使用するが、

苗箱の土をどうするか?

普通は、山土にもみがらを焼いた燻炭と化学肥料を混ぜて苗土を作るが、当然これも入れたくない。

と言う事で、山土だけで苗を作る事にした。

そうなると、種に残った養分が有るうちに田植えの必要がある。

まずは少しの田んぼから始める事にした。

旨い米作り1年目

1986年10アール(約300坪)の水田から日本一旨い米作りを始めた。

普通は、除草剤を散布すると草対策は終わりだが、当然俺は除草剤など使う気は無いし、使わなくて美味しい米を作る。

そこで用いたのが、オヤジが昔使っていたガンズメ(田車押し)

これを数回暑い夏の日中に押した。(草が生えなかった)

8月上旬どこよりも早く稲穂が出て稔った。(なんて早い品種だろう)

9月下旬稲穂が黄金にたれて収穫した。

(コシヒカリは今までに数回しか食べていなかったが、肥料・農薬を使用していない米は、想像以上に美味しく毎日が感動だ)

田植えをして、約3か月で収穫だ。(今まで佐賀で作られている米は、早い品種でも田植えから約3か月半以上掛かっていた。)

これから定期的に30年ヒストリーを書いて行きます。

乞うご期待

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