日本でも有数の米どころ佐賀平野にて無農薬玄米・無肥料米を自然農法で育てています。 | English | Korean

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「神の力」30年ヒストリー ②

旨い米作り2年目

1年目の5倍の面積50アール(約1500坪)を栽培した。

今回から動力付きの2条ガンズメを購入して除草作業を行なう。

稲が元気に育ち、害虫も少ない。

旨い。

しかし米粒が小さい。

旨い米作り3年目

2年目の約3倍の面積全部の水田165アール(約5000坪)を栽培する事にした。

2条ガンズメを使用して田んぼ全部を除草するのに5日以上掛かった。

苗の捕植や田植え機の洗浄などを行っている間に、草が生え雑草だらけの田んぼになった。

雑草の勢力は強く、稲は大きく育つ事が出来ない。

その為、収穫量は少なく雑草の恐ろしさを知る事になった。

そして、父が亡くなり、草だらけの田んぼを見た叔父が怒鳴り込んで来た。

きっと俺がなまけて雑草を生やしていると思ったようだ。

叔父には、3年間で草の無い田んぼを作ると約束をした。

俺も覚悟を決めて、熊本県の先駆者(雑草を克服した方)に教えを頂きに行き、田植えの手伝いもした。

そこで学んだ事は数多く、その他(田んぼの周り全部に捕植)の教えも実行した。

旨い米作り4年目

1989年165アール(約5000坪)栽培。

田植え後、動力ガンズメ2台に増やし妻と二人で行った。

機械をフルに使うことで草が全く生えない状態となり収穫量も増えた。

感動だ。

しかし、粒が小さい。

今後は、もっと旨い大粒の米を作りたい。

1990年 苗の時に失敗した。

ビニールハウスの中で苗作りをしていて、雨から急に晴れ天候が変わりビニールハウスの中が高温となり、水不足で苗が半分以上枯れた。

ヤバイ

どうしよう。

苗をやり直すとすれば、約400箱の土と種が約80kg必要となる。

土は幸いにして何とか足りそうだ。

種は、約70kgしかない。

足らない10kg分は、玄米を蒔く事にした。

田植え時期が7月初めくらいになる。

何とかなる。

やるしかない。

2回目の種蒔きが6月中旬、田植えが7月となった。

玄米を蒔いた苗は、成長が不ぞろいだったが、田植えをする頃には分からなくなった。

そして、収穫時期が10月初めとなった。

秋の寒暖差が大きくなり美味しくなっている。

収穫時期が冷えてくると米の旨味が出ている。

一段と美味しく感じた。

調べて行くうちに、稲の状態で米が完熟する方が美味しい事に気付き、次年度から収穫時期を10月10日以降に遅らせる事にした。

そのことで気候が涼しくなり、未熟米がほとんど無くなり一段と旨みが増した。

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