有明海の海苔養殖のお手伝い

11月30日から、今年も冷凍網干しのお手伝いが始まりました。

今の有明海では、海苔の養殖は“二期作”が一般的になっています。
5～10㎝ほどに育った海苔網を一度お日様でていねいに干し、その後は冷凍庫で大切に保管します。
1回目の収穫が終わったら、また新しい冷凍海苔網を張り、2回目の収穫へ。
その準備が、この冷凍網干しの作業なのです。

有明海の海苔は、支柱を立て、そこから海苔網を吊り下げます。
海水にぷかりと浸かったり、ふわりと空中に持ち上げられてお日様を浴びたり。
この自然のリズムが、くちどけの良い上質な海苔を育ててくれます。

ただ、ここ数年は雨が少なく、大地から流れ込む栄養が不足し、不作が続いています。
自然の恵みに寄り添う仕事だからこそ、心配とともに祈りの気持ちも深まります。

今年は、美味しい海苔がたくさん採れますように。
そう願いながら、1枚1枚の海苔網を丁寧に干しています。

いつもありがとうございます。
自然に感謝申し上げます。

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