自然農法を教えて下さった先生に感謝申し上げます
知人が来られて、パウダー米粉(農薬不使用・肥料不使用米)を購入されました。
その時話されたのは、北村さんの自然農法(無肥料・無農薬)が最高クラスと言う事は分かりますが、
その最高クラスに手が出ない人達がいると言う事でした。
普通は、化学肥料で育て虫が出ないように予防的農薬や虫が出てから殺す農薬を使われます。
北村さんは0で、一般農法は1だと言う事です。
中間を作っても良いではないか、始めは有機酸培から始めて自然農法に切り替える。
その方がスムーズで、リスクが減る。
確かにそんな方法もありますが、わたしが思うには有機栽培から始めると、自然農法に切り替えた際に大きな浄化が来ます。
害虫による皆無も起こり易いし、それに対応できなくなると思います。
日本の有機JASは、化学農薬でない農薬は使えますから。(約30種類の認定農薬あり)
わたしが自然農法を始めて数年後、すべての苗に虫がびっしり付き、みるみる葉が黄色くなりました。(虫から樹液を吸われたのです)
その時考えたのは、わたしが使えるのは太陽・水・土だけ。
必死に考えました。
そして出た答えは、水でこの虫を減らそう。
苗15㎝ほど伸びた苗床に水を10㎝くらい入れました。
虫は水が増えた事で葉の先端に移動します。
その葉先を竹の棒で払落し、虫を水面に浮かせ水ごと川に流したのです。
それも何回も繰り返し水を入れては流し、虫を減らし次は虫取り網ですくい取りもしました。
今は、虫が付かないように、寒冷紗を掛けています。
わたしが言いたい事は、どこに目標を置くかでやり方も変わる事です。
高い志が無いと、継続できないのが自然農法でもあるのです。
もちろん皆無は、最初の年から覚悟の上で栽培しております。
すべては、作る人の覚悟と誠ですね。
自然農法を教えて下さった先生に感謝申し上げます。
追伸
先生の教に、美味しくなければ自然農法では無い。
美味しく無いのは、どこかに間違いが有る。
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